【Java開発】第22回 ラッパークラス

Java入門講座

はじめに

皆さん。こんにちは!

DreamHanksの254cmです。

今回はファイルの入出力について説明していきます。

Java記事のまとめはこちらです。

前回の記事は【Java開発】第21回 ファイルの入出力です。

ラッパークラス

ラッパークラスは基本型の変数をオブジェクトとして扱うためのクラスです。

ラッパークラスは各基本型に該当するクラスが存在し、該当する基本型の値を持つことができます。

ラッパークラスは基本型と似ていますが、ラッパークラスは外部で値を変更することはできません。

ラッパークラス

サンプル

上記のサンプルのように基本型の値を代入して初期化することもできますし、

newキーワードでインスタンスを生成して初期化することもできます。

ラッパークラスのメソッド

ラッパークラスも一般的なクラスのようにメソッドを持っています。

ラッパークラスはequals(),compareTo(),型キャスト用のメソッドなどを共通に持っています。

サンプル

上記のサンプルのように型キャストメソッドを使用して型キャストができます。

しかし、型キャストメソッドはNumberクラスを継承するクラスしか使えません。

※Byte,Short,Integer,Long,Float,DoubleなどがNumberクラスを継承しています。

ボクシングとアンボクシング

基本型の値をラッパークラスに格納する過程をボクシング(Boxing)と

ラッパークラスの値を基本型の値に変換する過程をアンボクシング(Unboxing)と呼びます。

サンプル

Java5以前のバージョンには上記のようにボクシングとアンボクシングを行いましたが、

Java5からオートボクシングとオートアンボクシング機能を支援しました。

オートボクシングとオートアンボクシングは基本型の変数の操作方法のようにラッパークラスを扱ってもできるようにする機能です。

 

サンプル

上記のように一般の基本型の変数みたいに使ってもコンパイラーがボクシングとアンボクシング処理で取り替えます。

 

終わりに

今回の記事は以上になります。

次回はGenericを学びましょう。

ご覧いただきありがとうございます。

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