[第四回]バックエンドの作成または既存のバックエンドの再利用

AWS Amplify

はじめに

皆さん。こんにちは!

DreamHanksのエルムです。

今回はバックエンドの作成方法について説明していきます。

前回の記事は[第三回] Amplifyによる認証です。

 

認証リソースの新規作成方法

APIカテゴリなど、舞台裏でAuthを使用するAmplifyカテゴリを以前に有効にしていた場合は、すでにAuthの設定があるかもしれません。

このような場合は、amplify auth update コマンドを実行して、設定を編集してください。

最初から始めるには、プロジェクトのルートフォルダーで次のコマンドを実行します:

 

CLIのプロンプトは、アプリのためにauthフローをカスタマイズするのに役立ちます。

用意されたオプションを使えば、以下のことが可能です:

  • サインイン/登録フローのカスタマイズ
  • “Multi-Factor Authentication”のメールやSMSメッセージのカスタマイズ
  • ユーザーの属性をカスタマイズ(例:名前、メール)
  • Facebook、Twitter、Google、Amazonなどのソーシャルプロバイダーを利用可能にする

ソーシャルプロバイダーとの連携を希望する場合は、まずソーシャルプロバイダーを設定する必要があります。

認証オプションを設定したら、バックエンドを更新します:

aws-exports.jsという設定ファイルが、設定したソースディレクトリ(例:./src)にコピーされます。

 

アプリケーションの設定方法

yarnやnpmを使ってAmplifyをアプリに追加します:

 

React Nativeアプリケーションの場合は、aws-amplify-react-nativeをインストールしてリンクします。

 

React Native 0.60.0+, iOSをお使いで、Auth.signIn, Auth.signUpなどのAuthメソッドを使用している場合は、リンクではなく以下のコマンドを実行してください。

 

アプリのエントリーポイント(App.js)で、設定ファイルをインポートして読み込みます:

 

既存の認証リソースの再利用方法

AWSの既存の認証リソース(Amazon Cognito UserPoolやIdentity Poolなど)を再利用したい場合は、Amplify.configure()メソッドを以下の情報で更新します。

 

終わりに

今回の記事は以上になります。

次回はサインアップ、サインイン、サインアウトを学びましょう。

ご覧いただきありがとうございます。

 

 

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