servlet-context.xmlの解説

Javaウェブアプリ開発

はじめに

DreamHanksの松下です。今回はservlet-context.xmlの解説をしていきます。

連載記事まとめ

 

contextファイルとは

Springフレームワークを使ってアプリ開発をする際のプロジェクトの構成ファイルです。

ビルドするときにcontextファイルの中のbeanオブジェクトを使い
そのオブジェクト内に設定されているvalue値から、何かと何かを参照できるようにする(繋げる)役割があります。

具体例としては以下のものが挙げられます。
・データベースの参照・接続
・Serviceクラスからdaoのインターフェースメソッドを呼んだ際に
Mapperクラスの記述されているsql文を参照する。
・ControllerクラスとJSPファイルの参照

 

root-context.xmlとservlet-context.xmlの違いとは

root-context.xmlはビジネスロジックに関連するものを定義するためのものです。
例)データベースの参照・接続にかかわるもの

servlet-context.xmlはViewに関連するものを定義するためのものです。
例)ControllerクラスとJSPファイルの参照

ビジネスロジックとは、計算ロジックやDBとのやり取りをするソースコードです。

実際に開発をするときはServiceクラスというものを用意し、
そこに計算ロジックやDBとのやり取りをするメソッドを共通部品のように作成します。

それらをControllerクラスで呼び出すというように
View側とビジネスロジック側で分けて開発していきます。

サーブレットとは

クライアントからリクエストを受けて、それを動的にレスポンスするもの

SpringMVCモデルでサーブレットの役割を行っているのはControllerです。

 

servlet-context.xmlの詳しい解説

 

サーバーにスキャン(認識)させる

上記のソースコードは「com.dreamhanks」以下のソースコードをサーバーにスキャン(認識)させるための記述です。

「com.dreamhanks」以下のソースコードに何があるのか?

Controllerクラスがあります。

image.png

リソースの位置を特定する

css,javascrypt,font,imgなど、viewと関連するリソースをどこにあるかどうかを特定するための記述です。

 

JSPの接頭語、接尾語を省略する

 

上記の記述によってControllerで
下記のようにJSPをreturnするときに、パスやjspの拡張子を省くことができる。

 

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