はじめに
皆さん。こんにちは！
DreamHanksのエルムです。
今回はAWSのAmplifyについて説明していきます。
AWS Amplifyとは?
AWS Amplifyは、モバイルやフロントエンドウェブ開発者が、AWSで駆動される安全かつ拡張可能なフルスタックアプリケーションの開発をサポートするツールやサービスの集合です。
Amplifyを使用すると、数分でアプリバックエンドを構成してアプリを接続し、 数回のクリックで静的Webアプリを配布し、AWSコンソール外部でアプリのコンテンツを簡単に管理することができます。
Amplifyは、JavaScript、React、Angular、Vue、Next.jsなど広く使われるウェブフレームワーク、Android、iOS、React Native、Ionic、Flutterなどのモバイルプラットフォームをサポートします。
AWS Amplifyの3つの構成要素
- Amplify CLI
- Amplify Framework
- Amplify Console
Amplify CLI
Amplify CLIは、AWS Cloud FormationとInfrastructure as Codeの構造を利用せず、
コマンドラインで対話的に質問に答えるだけで、また、Amplify CLIは、バックエンドとの連携に必要な設定ファイルとソースコードを自動で生成します。
Amplify CLIによって、下記のような機能を構築することができます。
- 認証機能
- バックエンドAPI
- Websocketを使ったリアルタイム通信
- ホスティング
Amplify Framework
Amplify Framreworkは、クライアントがAWSのバックエンドと連携するための処理を数行で実装できるようにするフレームワークです。
- ライブラリ、UIコンポーネント、CLIを含むOSSのクライアントフレームワーク
- 数行でバックエンドと連携するための処理を実装
- iOS、Android、Web(React/Vue/Angular)、React Native
それぞれに最適化されたライブラリ、UIコンポーネントを提供
Amplify Console
Amplify Consoleは、Git基盤のワークフローを通じてフルスタックサーバレスウェブアプリケーションを配布·ホスティングできるAWSサービスです。
つまり、Git repositoryと連動させた後、GitのソースコードをPushするだけでプロジェクトがビルドされ、その結果をホスティングするサービスです。
- SPA （シングルページアプリケーション）や静的サイトのホスティング
- CI/CD の運用を自動化
- GithubやAWS CodeCommitなどのソースリポジトリと連携
- ブランチごとにテスト環境を自動で構築
- 特定の環境へのBasic認証の付与
AWS Amplifyのメリット
- 無料で始められる
- 開発は簡単でUIドリブン
- バックエンドサポート
- ウェブベースの分析
- 使用量に応じた支払い
無料で始められる
AWS Amplifyには、いくつかの利点を提供する無料のレベルと、コストゼロの印象的なレベルがあります。技術的要求の高い閾値に達した場合にのみ、有料レベルを設定する必要があります。
開発は簡単でUIドリブン
AWS Amplifyを使ってモバイルやインターネットのアプライアンスを構築することで、シンプルで高速かつモダンなユーザーインターフェースのアプローチを提供します。ここでは、すべてがすぐに使えるUIコンポーネントで提供されているので、コードを書く必要はありません。同様に、CLIのデザインとワークフローもシームレスで、アプリケーションの開発をスピードアップします。
バックエンドサポート
AWSは、バックエンドの管理をビルトインでサポートすることで、アプリのパフォーマンスを向上させます。
ウェブベースの分析
AWS Amplifyには、開発者、デザイナー、プロジェクトマネージャー向けにWebベースの分析ダッシュボードが付属しており、非常に便利です。ユーザーや属性だけでなく、エンフォースメントメトリクスも含めて追跡します。分析結果は常に最新の状態に保たれ、チームごとに管理・追跡することができます。
使用量に応じた支払い
他の多くの有料AWSサービスと同様に、利用したサービスに対してのみ料金を支払うため、AWS Amplifyの支払いモデルは非常に柔軟で費用対効果に優れています。Amplify コンソールを使用すると、数クリックでレポジトリと接続しアプリケーションをホスティングできます。
終わりに
今回の記事は以上になります。
次回はAWS Amplifyのセットアップを学びましょう。
ご覧いただきありがとうございます。
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