Webアプリとネイティブアプリの違い

情報処理-基礎知識

大きな違いは3つ

インストールをするかしないか

これが一番違う点だと思います。

ネイティブアプリは使用する際に、モバイル端末やPCにインストールする必要があります。
Webアプリはブラウザ上で動くので、インストールは不要です。

通信速度

Webアプリとネイティブアプリは通信速度が大きく違います。

Webアプリは回線の速度に依存しますので回線が遅いと表示が遅れます。
これは表示する全てのデータを、通信してサーバーから取得しているからです。

ネイティブアプリは一度インストールすると常に一定のメニュー項目やボタン、文字などを端末内に保存しておくことができます。
通信が必要なのはコンテンツの更新や他のサーバーへアクセスが必要となるような、ネットにつなぐ必要がある処理をする場合だけです。

処理の仕方

ネイティブアプリはインストールされた端末で処理がされてOSの機能を利用して画面表示します。

例として、Microsoftのオフィス、Outlookや
ダウンロードするオンラインゲーム、チャットアプリ

 

Webアプリは通信先のサーバー上で処理が行われて、ブラウザ上に画面を表示します。

例として、アマゾンなどのECサイトや銀行のインターネットバンキングサイト

 

メリットとデメリットについて

Webアプリのメリット

・情報量に制限が無い
・ブラウザを介しているため常に最新情報を表示できる
・インターネット上で検索してヒットすれば自動的にユーザーを得られる

Webアプリのデメリット

・通信速度が回線やユーザーの端末・環境に左右される
・通知機能が無いため、企業側からアクティブなコミュニケーションが取れない

 

ネイティブアプリのメリット

・ユーザーとコミュニケーションをとれる
・表示速度・操作性に優れている
・一度インストールすればホーム画面から即座にアクセスできる
・常にブランド想起できる

 

ネイティブアプリのデメリット

・使用するためにはインストールしなければならない
・情報量がWebサイトより少ない
・OSや不具合の対応に永続的に追われる
・最新情報を反映するのに時間がかかる

 

 

 

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